クイズその36
明治期の農村について正しいものを次の(1)〜(4)のうちから選びなさい
(1)紡績業が発展する一方で国内の綿花栽培は激減した。
(2)松方財政によって物価が高騰し、多くの自作農が没落し小作農が増加した。
(3)地租が物納だったため、地主は米価の変動の影響を受けた。
(4)農村では資本主義が未発達であったため、地主による企業への投資は拡大しなかった。
解説
(1)正文。紡績業は安価なインド綿花などの輸入綿花に頼っていたため、国内の綿花栽培は激減した。
(2)松方財政によって物価が下落した。cf.グラサン日記200字論述問題16https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/nojimagurasan/entry-12239860651.html
(3)地価の3%(のち2.5%)を現金で納入した。
(4)松方財政以降に寄生地主の成長が見られ、地主は鉄道や銀行への投資を拡大した。