おすすめ参考書(日本史編)
はじめに
おすすめの参考書を紹介します。私はこれまで全科目合わせて250冊以上の参考書に取り組んでいるので、他の参考書紹介記事よりも信ぴょう性が高いのではないかと思います。
センター日本史B一問一答 完全版
難易度:基礎
共通テスト日本史を対策しようとする人はこちらの一問一答使う人が多いかもしれませんが、本書の方が明らかに対策に向いています。そもそも、通常の一問一答を回すことは共通テスト対策としてはあまり効果的ではありません。というのも、共通テスト日本史では、用語そのものを問われることはほとんどなく、教科書の記述を理解することが求められるからです。高得点を取るためには教科書の記述を丸暗記するのが確実ですが、他の科目との兼ね合いを考えると現実的ではありません。しかし、ある程度問われる箇所は決まっているため、それを網羅した本書を使えば効率的に学習できます。本書をやり込めば9割程度の得点が期待できるでしょう。東大受験生の共通テスト日本史と東大二次試験の日本史の得点はほとんど相関がないそうです。つまり、理系のみならず、二次試験で日本史を使う人にとっても、共通テスト対策はなるべくはやく時間をかけずに済ませる必要があります。本書を使えば、少ない時間で最大に成果を上げるできるでしょう。ちなみに、センター日本史と題されてはいますが、共通テスト日本史もセンターと内容的にはほぼ同じなので、気にしなくて大丈夫です。
中学から使える 詳説日本史ガイドブック
難易度:標準
中学から使えるとありますが、中身は硬派な受験参考書となっています。詳説日本史の記述を論述用にまとめ直した本です。東大や一橋などを受験する人はとりあえず持っておいた方が良いでしょう。
詳説日本史B改訂版
難易度:標準
共通テスト対策に必携の書です。論述対策にも使えますが、案外教科書以外をメインの教材として使って合格する人も多いです。
日本史の論点―論述力を鍛えるトピック60
難易度:標準
タイトルの通り論述向けの本です。東大や一橋レベルの問題を解く上で重要な論点が述べられています。教科書だけでは得られない視点も多く含まれているので一読しておくべきです。
時代と流れで覚える! 日本史B用語
難易度:基本・標準
やや難しい用語もありますが、効率的に知識と時代の流れを習得できます。教科書が苦手な方はこちらを読む良いです。私大はもちろん、東大であっても近代史は知識が無いと書けないことが多いのでこういった本で対策するのもアリです。
日本史講義 2 時代の特徴と展開
難易度:発展
論述向けの参考書です。世界史見取り図が立ち位置としては1番近いかもしれません。社会経済史や土地制度史など論述を書く上で理解しておかないとけないことに絞った記述がされています。ページ数は少ないので短い期間で読み終わります。