クイズその51

正しいものを(1)〜(4)から選びなさい

(1)美濃部達吉が『中央公論』で提唱した民本主義は政党内閣の実現を目指すものであった。

(2)原敬衆議院議席をもつはじめての首相であったが、普選運動を主導した。

(3)日本はパリ講和会議で人種差別撤廃の条項を挿入するように主張した。

(4)国際連盟常任理事国であったアメリカはソ連やドイツの参加を認めなかった。

 

 

 

 

解説

(1)民本主義を提唱したのは吉野作造美濃部達吉天皇機関説を主張した。

(2)原敬は「平民宰相」などとも呼ばれ、1918年に本格的政党内閣を組織したが、普通選挙には否定的であった。

(3)正文。ヴェルサイユ条約では人種差別撤廃条項は認められなかったものの、山東省の旧ドイツ権益や赤道以北のドイツ領南洋諸島委任統治領を獲得した。

(4)アメリカはソ連やドイツの国際連盟参加を認めず、孤立主義を主張する議会の反対でみずからも参加しなかった。

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