クイズその25

正しいものを次の(1)〜(4)のうちから選びなさい

(1)大鏡藤原道長をたたえたかな書き・編年体の歴史物語である。

(2)九条兼実の弟の慈円愚管抄を著し、武家政権成立の必然性を説いた。

(3)北畠親房神皇正統記を著し、北朝による皇位継承の正統性を示した。

(4)山鹿素行は読史余論を著し、独自の史論を展開した。

 

解説

(1)藤原道長をたたえた編年体の歴史物語は栄花物語大鏡紀伝体で、道長に対してやや批判的な記述も含まれている。

(2)正文。

(3)北畠親房南朝の中心人物。南朝正統論にたって神皇正統記を著した。cf. https://ameblo.jp/nojimagurasan/entry-12269934329.html

(4)新井白石は読史余論を著し、独自の史論を展開した。cf. http://tsuka-atelier.sakura.ne.jp/ronjutu/toudai/kakomon/kaisetu/kaisetu841.html

山鹿素行は聖教要録を著し、古学の立場を明らかにして朱子学を批判した。

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